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by genchi_bkk
 
【覚書】バンコク就労ビザを取る方法!@香港


ご無沙汰しております。

長らくの間にすっかり書き手も代わり
新ブログの方は着々と日々更新しております。

とは言え、こちらのブログは相変わらず同じ人が
思いだしたようにふと書いています。

さて、今回の話題は今までとちょっと趣向が違うお話。
というよりタイトルにも書きましたが、私個人の覚書のようなものです。

題して
タイ就労ビザを取る方法@香港です。

ん?タイのビザなのに香港で???
それってこんなところに書いても大丈夫なヤツ?
と思われた方、ご安心を。大丈夫です。

そもそも外国籍の人がタイで生活するためには
NON IMMIGRANTという種類のビザが必要です。
ただNON IMMIGRANTとは言え、種類があります。

お仕事で滞在する場合はB
中でも教育関係に従事する人はED(でも教師はB)
お仕事が目的ではない人はO(家族とかロングステイとか)
と分かれています。

とは言え、一般的に観光・旅行・友人を訪ねるなどでは
日本人は入国後30日以内に出国する航空便が予約済みの場合、
ビザなしで30日(29泊30日)以内の滞在が可能です。

(空路のみ。陸路や海路で入国する場合は15日以内)
それ以上となるとビザが必要になってくるんですね。

今回、当方がチャレンジしたのは
タイ国内でお仕事をするためののビザなので
NON IMMIGRANT-B
略してNON-B
こいつを取ろうと言うのです。
しかも香港で。

もちろん日本国内ではタイ大使館など、
東京・名古屋・大阪の3か所で申請→取得はできますが、
実は何も日本人は日本国内で、と決まっているわけではないのです!

簡単に言えば、タイ国外であればOK!なんですね。
もちろんタイ国内でも取れなくはないのですが、
国外で取る際の約3-4倍の料金と、2カ月だかの時間がかかります。
(実際今回は申請から受け取りまで1日、料金は約1万円でした。)

そこで、今回在香港タイ領事館にて取ってみよう!
という試みにチャレンジしました。


まず初めに
①必要書類を作成する@タイ
です。
就労を許可するということは雇う会社があるということですので
その会社からの「招聘レター」が必要です。
しかもその会社はちゃんとしていなければ許可できませんので
招待元の会社の詳細が必要な訳です。
そのためのレターをタイで作成しますがこれにビザを取る本人は
「英文履歴書」と「職歴証明」、「パスポート情報」を提供します。
ウチの会社ではいつもお願いするところにお願いし、2日後に完成しました。

書類が完成したら
②原本を香港へ送る
です。
会社情報などはコピーでもいいようですが
何より重要な「招聘レター」は原本が必要です。
そのため、郵送してもらうのですが、急ぎの場合は金に糸目をつけず
国際宅急便(クーリエと言います。)を使いましょう。
現に今回郵便局では「1週間かかる」と言われたものがUPSでなんと翌日に着きました!
郵便局の回答もいい加減ですが、翌日着くというのもスゴイです。
世界は着実に小さくなっている気がしますね。

レターが届くのを待つ間にやるべきは
③申請書を作成する
【覚書】バンコク就労ビザを取る方法!@香港_d0160398_16504098.png

です。
特に難しいことはありません。
申し込みフォームに記入をしていくだけです。
やましいことが無ければ(?)素直に埋めてください。
ただし、タイでの滞在先や滞在予定日数などの記入があるので
予め確認をしておく必要があります。
抜けているところは申請時に窓口で書かされますが、そこで躓くと
難しいことでなくても焦るので予め空欄の無いようにしっかり埋めておきましょう。
申請書に貼る写真も忘れずに。


今回の申請でここまでかかった時間5日間。
さていよいよ動きます。

④在香港タイ領事館へ申請にGO!
必要書類を揃えていざ領事館へ。
香港島のAdmirality駅B出口から出てビルを渡りながら
Fairmont Houseへ到着。このビルの8階にあります。
【覚書】バンコク就労ビザを取る方法!@香港_d0160398_17101288.jpg

が、びっくりするほどこじんまりとした空間。
そこに人がみっしりいます。
それもそのはず、ビザ申請・発給業務は
なんと平日の9:30-12:30までのたった3時間!!
そこめがけて人が集まります。
この日は9:25に到着しましたが既に15人程並んでいました。

緊張しながらいざ申請書を提出しに窓口へ行くと
窓口のお姉さんに黙って書類を渡します。
書類をチェックするお姉さん。
沈黙・・・
おもむろにこちらの顔を見てこう言う。
「カンパニーレジストレーションが足りない」

は?

え?

まじですかー!!!!!!!

そんなの事前にチェックしときなさいよと思った方。
甘い。
提出する会社関係書類のほとんどが"タイ語"
これですよ!これ!

ลงทะเบียน บริษัท

判るわけないっ!
これでも一応申請前日に送られてきた書類は一通り目を通しました。
しかし全く分からないんだから仕方ない。
タイスタッフを信用して突撃しましたが、あっけなく退けられたのです。

ちなみに香港でタイビザをを申請する時の必要書類は以下の通り
Basic requirements
1. A copy of Hong Kong/Macau I.D.Card(←これは日本人なら必要なし。)
2. A copy of main pages of a passport including the last arrival Hong Kong stamp.
3. A valid at least 6 months passport with a clear page for a visa sticker.
4. One application forms must be completely filled out in English (CAPITAL LETTER)
5. One recent photos, 2x1.5 Inches in size, with clear face, taken within 6 months.
6. A copy of confirmed round-trip air ticket or an itinerary.

上記にプラスしてNON-Bに必要な書類は以下。
Supporting Documents to be submitted with application form upon applying for Non-Immigrant Visa type "B" Conducting business activities in Thailand.:

1.1 An original letter of guarantee from the employer with authorized signature and Company Seal Stamp with details about the purpose of the visit to Thailand and a copy of the company registration. A copy of I.D. card of the authorized signatory is also required.

1.2 A letter from the Thai Business Counterpart with authorized signature and Company Seal Stamp, stating the details about the visit to Thailand together with a copy of the Certificate of Company Registration issued by the Thai authority. A copy I.D. card of the Company's authorized signatory is also required.

1.3 A copy of company's list of shareholders certified by the Commercial Registration Department, Ministry of Commerce or the pertinent documents certified by the Commercial Registration Department, stating business classification, name of partners, Board of Directors, Committee, and Manager. Also acquire the list of Objective of the Business.

1.4 Map indicating location of the company

この上記の赤色の部分!これが無かったんです・・・

しかし、この時重要な問題が控えていました。
そう!タイへの出発日が既に決まっていたのです!
しかしこの日申請ができなければ、翌日受け取れない。
では翌々日のフライト(午前便)には乗れない!!!!
これでは各方面に迷惑がかかります。
何としてでも本日中に申請を完了させなくては!!!

幸い足りない書類は「コピー」で良い。
ならば!とその場でタイのスタッフに連絡。
間違いがあってはいけないので、窓口のお姉さんもらった書面を写真にとって
送り付け、すぐさまスカイプで「これを送って!プリ―――――ズ!!!」と。

あとは待つだけ。
ただし受付時間は12:30まで。
この時点で既に10:30です。
イライラドキドキイライラドキドキで待つ時間の長いこと(涙)
じっとしていられず動こうとしたその時メールが!
すぐさま近くのビジネスセンターへ飛び込み、メールから送られてきた書類をプリントアウト。
窓口へ駆け戻った時間が11:10!

全然間に合った。
いや、でもこの緊張感たるや、半端ない訳で。
もう2度と同じ思いをしたく無くてこのブログを書いてるようなものです。
窓口のお姉さんはそんな私を褒めてくれるわけでもなく
淡々と「OK、じゃあ隣で支払して」と。
まぁそんなもんですね。
で、HKD600を払い申請完了。
長い長い午前中が終わりました。

あ、一つご注意を。
この時点でパスポートは1回預けることになりますので
翌日までは香港外には出られません。
職質されてもややこしいことになるので1日位はおとなしくしておきましょう。

ここまでくればもう大丈夫!
④受け取りにまたしても在香港タイ領事館へ
前日と同じ時間に同じ場所へ。
受付機械で受け取りボタンを押し、整理券をもらうと速攻呼ばれる。
前日もらった引き換え券を渡して、ビザの貼られたパスポートを受け取ります。
ド派手なビザステッカーと達成感を以て終了です。
【覚書】バンコク就労ビザを取る方法!@香港_d0160398_16434196.png

ビザの主は翌日無事バンコクへと旅立ちました。

そんなこんなでこのお話は終わりですが
調べてわかったことをあと少し書き置いておきます。

・申請する場所によって必要書類が違う”らしい”
・けども結構窓口の人のさじ加減による”らしい”
・ただどこで申請しようとほぼ上記を同じ流れ。
・人気はシンガポールなんだとか。
・確かにシンガポールのサイト香港のサイトよりしっかりしている。
・日本はネット予約が必要。

これから先、日本を飛び出して海外で活躍する方もどんどん増えてくると思います。

そこに付きまとうのがビザの問題。

これからもこんな経験を積んでいかなければいけませんね。

一応国際人のはしくれとして命をつないでおりますので。

就業予定が無くても世界にはまだまだ知らないことが多いはずです。

旅行でも感じられますよ。

タイへのご旅行、まずは安心・安全な日本語観光から。
パンダバス バンコク



by genchi_bkk | 2015-10-19 17:01 | ライフ
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